寿司パーティー終了! 

会長の長谷川です。日中は暑いですが、朝晩はけっこう涼しい日が続いています。

実は、先々週エレバン市内バスの運賃を50%も引き上げると市役所が発表して、実際にその数日後に100ドラムから150ドラム(約40円)になったのですが、市民の抗議が激しく、なんと先週木曜に、市長が値上げを撤回しました!

ガス・電気料金も引き上げられた上に、バス運賃まで…しかも、発表は全て選挙が終ってからという政府の横暴に、ついに国民もぶち切れたんでしょうかね。今回のように、政府権力に対して、諦めずに声を上げて行動するのは素晴らしいと思います。これからも頑張れ!

さて、日本人会が協力しているヨーロッパ教育大学のサマースクールで、今週また寿司パーティーを開きました。今月初めまでは、元副会長が頑張ってくれたお陰で、何とかなりました。その元副会長がいない今、どうしようか…と心配でしたが、新たに入会した日本人女性が積極的に協力して下さいました。

内容は先月と同じで、浴衣を着て盆踊りを披露し、みんなで巻き寿司を作りました。やっぱり女性がいてくれた方が、場も華やぐし、本当に助かりました。言うこと聞かない子もいて大変だったのでは…と思ったら、「子供たちはみんな可愛くて、楽しかったです!」と言ってくれました。

まあ確かに、ほとんどの子供たちは、盆踊りも楽しそうに踊ってくれたし、寿司も美味しそうに食べてくれました(全く口にしない子もいますが…)。とにかく、そんな時の子供の笑顔には癒されます。大変だったことも含め、いい思い出になりました。

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日本人会の新会員が、寿司作りを披露。元副会長と入れ替わりのようなタイミングで、アルメニアにいらっしゃいました。女性の加入は、本当に助かります。感謝!

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子供たちには、小さい海苔で手巻き寿司を作ってもらいました。

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箸の使い方も少し教えましたが、やっぱり初めての子たちには難しいようです。

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寿司を持って嬉しそうなポーズ取ってますが、結局この子、食べませんでした。どうも海苔や醤油に抵抗があるようです。大人でも、ダメな人が結構いますからね。ちなみに、この子はまだ14歳ぐらい…大人びてるなあ。

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すごく気に入る子もいて、醤油につけてパクパク食べてました。食わず嫌いの子が多いので、口にしてみたら、「意外に美味しい!」ってことあると思うんですが…

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パーティーの最後に、みんなで記念撮影。子供たち、そして新会員の方も楽しんでくれたようで良かったです。

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被爆者の体験談 

会長の長谷川です。昨日から、エレバンの公共バスの運賃が、50%値上げされました。ガス・電気も、今月から約20%値上がりするし、恐らくタクシー代も上がるでしょうし、物価が高くなる一方です。

さて、今回の記事は、私の個人ブログ「アララトの国から」とほぼ同じ内容なんですが、手抜きということではなく、大変有意義なイベントに参加してきたので、是非この日本人会ブログでもご紹介したいと思ったのです。

今週木曜日、アルメニアの日本文化センター「ひかり」と、広島平和文化センターの共催で、「ウェブ会議システムによる被爆体験証言」というイベントが開催されました。ネットで両国を繋ぎ、被爆者の体験談を聞くというものです。私と妻も招待されたので、行ってきました。

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イベント冒頭では、広島平和文化センターの小溝理事長、また駐日アルメニア大使のグラント・ポゴシャン氏から、ご挨拶がありました。

証言者は、梶本淑子さん。当時14歳だった梶本さんは、爆心地から2kmしか離れていない工場で働いていらっしゃった時に、原爆が投下され被爆されました。

一瞬にして瓦礫と化した広島の街、必死で友人を助けながら生き延びたこと、ガラス片が体中に突き刺さり、肌が焼けただれて恐ろしい姿になった人々、目の前で死んでいく子供、無数の死体の山、残留放射能を浴びながら、3日間自分を探し続けた父親との再会、そして被爆によって1年半後に急死した父親…

思い出すだけでも辛い体験を、限られた時間の中で、梶本さんは一生懸命に語って下さいました。こちらも聞いていて胸が苦しくなるお話で、参加した人たちも時折涙ぐんでいました。実際は、私たちの想像など遥かに越える地獄だったと思います。

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今回の証言者・梶本淑子さん。本当に辛い自身の体験を、アルメニアの子供たちのために話して下さいました。

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当時の様子を描いた絵も出てきました。まさに地獄…小学校時代に読んだ漫画「はだしのゲン」を思い出しました。

その後、アルメニアの子供たちとの質疑応答の時間になりましたが、私はふと、「梶本さんは、アメリカのことをどう思っていらっしゃるのか」「核の恐怖を味わった経験から、原発についてはどう思っていらっしゃるのか」と考えました。

幼い子供たちから、勿論そんな質問は出ませんでしたが、後日ネットで調べると、ある講演会で、梶本さんは、「当初はアメリカが大嫌いだったが、どんどん好きになった。今は、憎悪の心や原爆が、何より恐ろしくて嫌っている」と述べられていたそうです。憎しみの連鎖は同じ悲劇を生むだけ…戦争の悲惨さを身をもって知る方の、このお言葉は大変重いと思います。

そんな梶本さんが、82歳のご高齢にも関わらず、今も精力的に自身の体験を語っていらっしゃるのは、「同じ悲劇を繰り返さないために、次世代に伝えなければいけない」という使命感だそうです。

アルメニアも、過去に虐殺や戦争を経験し、今も隣国と対立状態にあります。そのアルメニアの子供たちに、戦争がいかに悲惨なものであるか、平和がいかに大切なものであるかということが、梶本さんの貴重なお話を通して、きっと伝わったと思います。

イベントの終わりには、故郷の広島の街を破壊され、自身も被爆するという辛い経験を話して下さった梶本さんのために、アルメニアの子供たちが「ふるさと」を歌いました。遠く離れた日本とアルメニアが、平和を願う気持ちで、お互いに繋がりあえたように感じました。

私にとっても、改めて平和や戦争について深く考える良い機会でした。このような機会が、もっと増えていってほしいと思いますし、イベント主催者の「ひかり」センターと広島平和文化センター、そして証言者の梶本淑子さんに感謝したいと思います。

副会長へのプレゼント 

会長の長谷川です。前回、南江副会長(新しい副会長です!)が、アルメニアの水掛祭りについて書いてくれました。確かに水を被りたくなるような暑さが続いています。まあ、それでも朝晩には涼しくなるのが、日本の夏よりいいですね。

さて、今月初めにアメリカに帰られた日本人会の元副会長夫妻のために、この2年間の思い出をまとめたスライドショーを作って、プレゼントしました。お世話になった、そして大好きな元副会長夫妻のためですから、今回は頑張りました。

その甲斐あってか、送別会で見せたとき、元副会長は感動して涙を流されました。同じく私も、家で作っている最中、昔の写真を見ながら何度もこみ上げたくせに、また泣けてきちゃいました。お二人とは、楽しい思い出が多すぎるんですよね…

そのスライドショーを載せますが、残念ながら、日本では見られないと思います。中々の力作なのに、仕方ありません…海外にいらっしゃる方だけ、どうぞご覧ください。


内輪ネタや、バカなことやった時の写真も出てきますが、元副会長夫妻も、「ありがとう!」とすごく喜んでくれました。

元副会長夫妻が去られる直前、妻が、「あの二人との出会いは、新婚の私たちへ神様からのプレゼントだったね」と言いました。思い出してみれば、一昨年の秋に初めて会った時、ちょうど私たちは結婚式を控えていたので、その場で披露宴パーティーに招待しました。

「エッ!そんな急に誘われて、本当に行っていいの?」と驚いていましたが、アルメニアでは、特に問題ありません。そして、二人が来てくれたお陰で、素晴らしいパーティーとなりました。アメリカ人のご主人は、即興でお祝いのスピーチしてくれたし、元副会長も、楽しそうにみんなと踊ってくれました。

素敵な元副会長夫妻と一緒に過ごすことができて、とても幸せな新婚生活となりました。妻の言うとおり、二人は私たちにとって最高のプレゼントだったと思います。

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披露宴パーティーの写真。知り合って間もないこの頃は、まさか共に日本人会を立ち上げるなんて思いもしませんでした。

ヴァルタバル 

みなさん、こんにちは。

アルメニアもすっかり夏となり、日中はうなるような暑さが続いています。ここ最近の最高気温は36度くらいです。でも、湿度が低いので、木陰にいけばいくぶん涼しいです。

さて、少し前の話になりますが、7月7日にアルメニアで、「ヴァルタバル」というお祭りがありました。この日、街中では水かけが行われ、子供たちは表にでて水を掛け合います。郊外ではそれほどでもないですが、街の中心部や共和国広場の噴水やオペラの近くにある白鳥の池では、誰彼かまわず水を掛け合い、参加したくなくても道を歩いていれば、これから逃げるのは難しいくらいです。

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バケツで水をかけられるともうびしょ濡れに。

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友人達と記念撮影をしようしてもこの通り後ろからバケツいっぱいの水で・・・。

これほど水を掛け合うようになったのは、ここ最近の話のようで昔はバラの花を掛けあっていたようです。その光景も見たかったですね。

ありがとう、副会長!また会おう! 

会長の長谷川です。

昨日、涙の別れがありました…今朝、日本人会の副会長夫妻がアルメニアを去っていかれたのです。ここの米国大使館職員だったご主人が、2年の駐在を終えてアメリカに戻られました。9月からは、次の勤務地、香港に住まれる予定です。

先週末に送別会を開いて、その後もほとんど毎日会えたし、一緒に飲むこともできたし、まあ心残りはないかな…いや、やっぱりすごく寂しいです。この2年間、最も仲良くしていた人たちですからね。

副会長とご主人には、感謝の言葉を何百回言っても足りないほどお世話になりました。二人がいてくれたお陰で、どれだけ楽しい時間を過ごすことができたか…いなくなってしまうのが、今もどこか信じられません。

特に副会長である奥さんとは、まるで昔からの友人のような付き合いでした。在留邦人が10人もいないアルメニアで、あんな素敵な人に出会えて、本当にラッキーだと思います。こんなこと書いてると、色々思い出されて、また泣きそうになってしまいます。

思い返せば、元々日本人会が発足したのも、昨年冬のある晩、二人で遅くまで飲み交わしている時に、「そんな集まりを作ったら面白いんじゃないか?」と話が盛り上がったのがきっかけでした。私が会長という立場にはいますが、実際には副会長がずっと中心になって会活動を支えてきてくれました。

酒飲みで、歌や踊りが大好きで、ノリが最高に良くて、そして優しくて、明るくポジティブで…とにかく、いつも周りを笑顔にしてくれる人でした。そのためには、金銭や労力を惜しまず、一生懸命に頑張ってくれる、そんな素晴らしい人でした。

また、そんな彼女をいつも側で支えていたのは、素敵なアメリカ人のご主人。彼も、大らかで朗らかな人柄で、一緒にいて楽しかったです。もう結婚されてから20年以上ですが、本当に仲睦まじく、私と妻にとって目指すべき理想のカップルです。

そんな二人からは、喜びや幸せを周りと共有することの大切さを、改めて教えられました。嬉しいことや楽しい時間、素敵なものや美味しいものは、惜しんだりケチったりせず、周りと分かち合うこと…結局それが自分自身の幸せに繋がります。そして、それこそが豊かな人生を送る最良の方法なのだと、二人を見ているとよく分かります。

この2年間、数え切れないほど楽しい思い出ができました。何度も腹の底から笑いました。何度も美味しい手料理をご馳走になりました。何度も酔っ払って、大騒ぎして、お互いバカなこと言ったりやったりもしましたが、いつもいつも、たくさんの喜びや幸せを分けてもらいました。

本当にありがとう!これからもずっと、明るく素敵な二人でいてください!お元気で!そして、必ず子供を連れて香港に行くので、また会って一緒に飲みましょう!

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先週の送別会。最後もたくさんの人が集まりました。二人が皆に愛されている証。

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盛り上がって、フラメンコを踊る副会長。この直後に、珍しく酔いつぶれてしまいましたが…引越しの準備とかで疲れていたんでしょうね。

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日本人会から二人へのプレゼント。アルメニア文字の刺繍で、二人の名前が書かれています。

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寂しくなるけど、二人に出会えて本当に良かったです。ありがとう!お元気で!