アルメニア人招聘プログラム 

こんにちは、副会長の南江です。みなさん、お元気されていますでしょうか?

最近は、会長が当ブログを更新してくれていましたが、副会長のわたくしが更新するのは一ヶ月ぶりとなります。
実はわたくし、9月末より日本へ一時帰国しておます。日本には1ヶ月ほど滞在し、10月末にはアルメニアへ帰国(?)予定となってます。今回の帰国の理由は、昨年の春にバックパッカーとして「世界中をまわるぞ!」という勢いで日本を後にし、4ヶ国ほどまわり、気がついたらアルメニアにて1年以上の居座ってしまっているという経歴の持ち主です。ですので、久しぶりに日本の家族に元気な姿を見せたいということと、「アルメニアに本を送る会」の会活動の一環で10月中旬にアルメニア人が二名、来日されるということなので、大阪での観光の付き添いとしてお手伝いさせてもらうことになり、このたび一時帰国することになりました。

ということで、10月16日には京都、18日から20日までの大阪の観光ガイドをしてまいりました。今年から始まるこの招聘プログラムですが、今回は、アルメニア人女性の二名が選ばれました。彼女たちはすでに日本語も数年間、勉強しており、普段の生活では支障はないほど、日本語を習得しております。

実はアルメニア人が日本に来るのは、一筋縄ではいかないのです。まず、日本での滞在ビザが必要となるのですが、ビザを取得するには、日本人からの招待状を作成しなければなりません。そして、アルメニアには日本大使館がないので、その種類などを、ロシアのモスクワにある日本大使館へ提出する必要があります。パスポートなどを郵送することはできないので、隣国といえどもモスクワへのアクセスは飛行機を使わなければなりません。この場合、旅行代理店に依頼するか、知人がモスクワへ行く用事などがあれば、その方に依頼してモスクワの日本大使館へ代理で持っていってもらうなどしなければならず、本当に面倒なのです。

そんなこんなで、9月初めに彼女たちのビザも無事取得でき、予定通りに10月中旬より10日間の旅行が始まりました。今回は、京都、奈良、大阪、兵庫と関西圏を中心に、最後に東京を訪れ帰国するという内容でした。


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私には見慣れた日本の風景が、彼女たちにどのように映っているのか気になりました。きっとすべてが新鮮で驚きの連続だったでしょうね。京都では、伏見稲荷大社や祇園を訪問し、また茶道なども体験できました。

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大阪では大阪城、海遊館、近代的な町並みの梅田から、下町の雰囲気がある新世界、また食い倒れの街道頓堀など、たくさんの観光地を巡ることができました。

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天気がイマイチな一週間ということもあり、毎日朝から晩まで全力で観光しつづけたので、私も大変疲れました。でも、彼女たちにとっては、一生に一度かもしれない日本での観光のお手伝いをすることができ、わたしにとっても良い思いでとなりました。

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さて、来週には私もエレバンに戻りますが、11月2日からは日本映画祭も始まります。また、天気予報を見ると、最低気温がすでに1度ほどと、もう冬の入り口に片足が入っている感じですが、私は冬が大好きなので、アルメニアに戻るのがとても楽しみです。ではでは。

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長男が生まれました! 

会長の長谷川です。先週、ついに父親になりました。10月11日午前7時40分、体重3940gの大きな男の子が生まれました。お陰さまで、母子共に健康です。

前日の夜から定期的な痛みが来て、妻が医者に電話すると、「痛みが5分おきになったら病院へ」と言われました。そのまま陣痛は強くなり、間隔も短くなったので、早朝4時半に病院へ向かいました。立会いは可能ということで、私も分娩室に同行。

普通に会話できるほど余裕があった妻も、5時半頃には陣痛が激しくなり、「痛い!痛い!」と苦しみ出しました。私にできるのは、そばにいて手を握ってあげることぐらい…それでも、痛みに耐えながら必死でいきむ妻に、「頑張れ!」と声を掛け続けました。

妻のあまりに辛そうな様子を見ていると、本当に生まれるのか時折不安になりましたが、頭が少し見えてきたので、医者たちと一緒に、「あともう少し!頑張って!」と必死で応援しました。そして…ついに待ちに待った赤ちゃんが生まれ出てくれました。

口から羊水を吐き出すと、「オギャー!」という大きな産声が…その瞬間、自然に涙が溢れました。医者に「大丈夫?元気?」と聞くと、「元気な赤ちゃんだよ。おめでとう!」と笑顔で言われて、嬉しさと安堵感が一気にこみ上げてきました。

痛みから解放されてホッとした様子の妻に、「おめでとう!お疲れ様!」と声を掛けました。本当に妻はよく頑張ったと思います。その妻のお腹の上に、生まれたばかりの赤ちゃんが乗せられました。産声を上げる我が子を、妻が愛しそうに見つめて撫でるその光景は、とても美しく感動的でした。それを見ていると、また少し涙が…

同じように母も、苦しい思いをして私を産んでくれて、その誕生を心から喜んでくれたんですよね…アルメニアでは、立会いがまだまだ一般的ではありませんが、私は立ち会って本当に良かったと思います。どれだけ出産が大変なものか、また命の誕生がどれだけ素晴らしいものかを目の当たりにすることができましたから。

しかし、本格的な陣痛が始まってから生まれるまでたった2時間の超安産!初産で子供が大きかったにも関わらず、このスピード出産には、医者も「奇跡だ!」と言っていました。とはいえ、やはり妻にとっては人生の大仕事。出産後は、ぐったりと疲れ果てていました…

それから病院に2泊しましたが、夜は子供が泣いてまともに寝られず、すでに子育ての大変さを実感し始めています(親に改めて感謝です)。でも、子供の可愛い寝顔を見ていると、すぐに癒されてそんな苦労を忘れてしまいます。まだ自分が父親になったという実感はあまりありませんが、やはり我が子は無条件で愛しい存在です。

これから、たくさん愛情を注いで、妻と一緒に子育て頑張りたいと思います。

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今日、妻と子供は無事に退院して、今は自分のベッドですやすやと眠っています…無垢な寝顔は、本当に可愛い!

まるで冬の寒さ… 

会長の長谷川です。またまた更新が滞りました。やはり私一人では難しいですね。けっこう書くことはあったのですが、どうしても個人ブログの更新に時間を取られ、こちらが疎かになってしまいます。

さて、タイトルにもあるように、最近すごく寒いです。雨が降ったり止んだりの不順な天候が続き、気温も下がっていったので、「これで夏も終わりやなあ」と思っていたら、秋を飛び越して一気に冬になったような寒さ…マジで暖房入れたくなるぐらいです。

まさか、本当にこのまま冬に突入!ってことはないと思いますが、なんだか今年の冬はかなり寒そうな予感…子供が生まれるので、あまり寒くならないでほしいです。

その子供ですが、予定日を過ぎてもまだ生まれる様子はありません。よほど妻のお腹の中が居心地いいんでしょうか。昨日の検診で、体重3800gほどと言われたので、もうそろそろ出てきてほしいものです。みんな待ってるから、早く生まれてきてね!

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ところで、今学期の大学の給料が、計算方法の変更とやらで大幅に下がり、なんと80ドルになってしまいました!と言っても、元々100ドルちょっとでしたけどね。しかし、その安月給から更に搾取しなくても…これでは雀の涙以下です。

まあ、アルメニアに来た当初働いていた大学の給料はたった50ドルでした。その上、夏休み・冬休みは無給だったので、当時私は年収300ドルなんていう極貧生活を送っていました。そのため、「80ドルでもまだマシか…」と思ってしまう能天気な自分がいますが、これからは家族が増えるので、そうも言っていられません。

月給50ドルとか年収300ドルとか聞いて、「それなのに、なぜアルメニアに来たんだ?こいつはアホか?」と思われる方もいるでしょう。それはですねえ…と書き始めると、かなり長くなってしまうので、個人ブログの過去記事をご覧になってみてください。4回シリーズで、私がアルメニアに住むことになった経緯を書いています。

13年前アルメニアを初めて訪れた時、まさか将来自分がこんなに長くアルメニアに住み、アルメニア人と結婚して家庭を持つなんて、そして日本人会を作るなんて思いもしませんでした。人生って本当に分からないものですね。

アルメニアまでの経緯